oons0531のブログ

タバコ一本あればいい。

メンヘラの作り方

みなさまお久しぶりでございます。

なかなか文章を書くというのは体力のいるものでして、そうだコンビニ行こうという感じではこのブログを更新することもできずこうして時間が空いてしまったことをお詫びします。怠慢。

 

ところで今日も今日とてアルバイトに励んでいたわけなんですが、男女2人組のなにやら機嫌の悪そうなお客さんがいらっしゃったのです。

普段から公言している通り、店員に甘く客に厳しい店員の僕は「うわまた文句言われそうだなめんどくさいな」などと的外れなことを考えながら一番奥の席に案内し、ドリンクバー単品二つの伝票をお渡しして他の仕事に勤しんでいたわけです。

一時間ほどのち、ファミレスのお仕事として「中間下げ」というものがあります。要はお客さんの食べ終わった皿なんかを洗い場に出すだけなのですがどうも2人の様子がおかしい。さながらエヴァの司令室みたいな雰囲気が滲み出ているのです。なんですか、サードインパクトですか。とはいえ聞き耳をたてるのも無礼ですので立ち去りました。

さらに一時間後、他の仕事を全て片付けて一息ついているとレジに件のお客さんが。お会計は男性の方が済ませるようで女性は既に外に出ているのです。男性は何やら女性を頻りに気にしながらそそくさとお会計を済ませようとします。僕もまぁ慣れた手つきで進めるのですが、

 

刹那

 

外に出た女性が手に持っていた折り畳み傘を地面に叩きつけたのです。男性越しに僕は見てしまったのです。

5秒固まって男性は急いでドアに向かいます。すると女性は地団駄を、そうまさしく地団駄を踏んでいたのです。すげぇ!マジの地団駄だ!それも年増……おっと失礼大人の女性の!!

 

あまりの光景に度肝を抜かれレジに立ち尽くしつつしっかりと目線で追う僕、女性をなんとか車に押し込める男性、怒りからか悲しみからか持っているバッグを地面に叩きつける女性

 

地獄……

 

そうか、あの機嫌の悪そうな男性はきっと2人の間のめんどくさい話をするのが嫌だったんだな、喧嘩かな、下手したら離婚談義とかしてたのかな、というかそれならファミレスでやるのやめてくれないかななどと色々思いつつも、女性を見て「メンヘラ」とカテゴライズしてしまった訳です。

 

「メンヘラ」

前置きが長くなってしまいましたが「メンヘラ」の定義は「メンヘラとは、2ちゃんねるメンタルヘルス板にいるような人間のこと。 ネットスラング。 またそれが転じて、心に病気を患った人を指す。」なのです。元々はね。

そこから派生して「生きにくい性格の人」なんていう意味も増えたわけで僕のカテゴライズはどちらかというとこっち。

 

そして僕は、自他共に太鼓判を押す程の「メンヘラ製造機」なのです。

 

自分の性格について自分で把握しているうち、女性に関するものを集めるとこうなる。

・最初は優しいが慣れると徐々に冷たくなりがち

・記念日クソ喰らえ

・遠距離大歓迎、距離近すぎるとやりづらくなる

・彼女がいない期間はやたら遊び回る

・男友達>彼女

・甘える時と甘えさせるときの差がマリアナ海溝

 

なんやこれ、ただのクズやんけ。と思うのだが思い始めるとキリがないので自己嫌悪は先延ばしにするとして、女性諸君の中にはおそらくこういう男に出会ったことがある、もしくは現在進行形で男がそうなっている場合があるだろう。

 

断言する。別れた方がいい。

 

こういう男は(おそらく)一生このままであり向上心の欠片もない者が大多数である。こうして貶しまくっている僕もそのうちの1人だ。正直結婚願望どころか恋愛願望が全くない。関わるだけ女性にとっては損なのだ。遠めの男友達、くらいの距離感がおそらくちょうどいい。

 

しかし、ここで敢えて言うが元々メンヘラの女性も少なからず存在する。

 

男性諸君にとっても一度は関わったことがあるはずなのだ。いるでしょ、言いにくいけど……「めんどくさい女」ってやつ。「私とそれどっちが大事なのよ」とかって言っちゃうやつ。あれ実際聞くとちょっと笑えるんだよな、いや笑えないんだけども。

 

僕はフェミニストでも男尊女卑でもないのでどちらかの側に立つことはしないのだが、男女問わず存在する「メンヘラ」には各々抱える事情と理由がある。

 

例えば家庭環境や昔のパートナーの影響、もしかしたら遺伝とか。

 

世の中の彼氏彼女嫁夫に悩む皆様にお伝えしたいのは、そういった事情があるかもしれないと少し自分の視野を広げることで避けられる衝突事故もあるのだということ。なぜめんどくさいのか、なぜメンヘラなのかを突き詰めると見えてくるものもあるのだ。僕が出会った女の子の場合は僕が原因だったという話であり、解決の方法は簡単だ。「自分に甘えなければいい」のだ。

 

もしあなたの隣にいる人がメンヘラかもしれないと思うのならば、少しその深淵を覗いてみるといい。その原因に自分以外が映ったとき、その人をそのまま好きで居続けられるだろうか。それもひっくるめて好きだと言えたら本物なんじゃないだろうか。

 

とまぁ長々と書いてきたけれども、要はめんどくさいけど相手のことをちゃんと知ろうとしようねって話ね。

 

 

ちなみに後日談、というか今回のオチ。

 

女性が地面にぶん投げた傘は雨の降る駐車場にそのまま捨てられていましたとさ。いや持ち帰れよ。

僕がかつて経験した2週間の夢の話

こんばんは。今日もバイト終わりであります。

夜中やることなくての暇つぶしというか、まぁこれをわざわざ読みに来るほどの暇な人なら分かるでしょ、やることなくてスマホいじってるこの時間。それ使ってこれ書いてます。

 

今日の話は僕の数少ない自慢話であります。

 

母親の「やれる時に出来る限り多くのことをやってみる」という精神のせいか習い事の多い幼少期を送っていました。少年野球、習字、和太鼓、そしてボーイスカウト

何より忙しかったのは少年野球だったのですがこれが鳴かず飛ばず、6年やってもベンチで声出すかたまに代打で出場する以上の役目のなかったもので、すっかり自分は脇役の人間なのだと骨身に染みて思い知らされたものです。今じゃもはや問題になるでしょうがコーチや監督にぶん殴られるあの文化、あれって主力選手が期待されてるからなんですよね。脇役にはその暴力的な愛すらも与えられる機会がないわけであります。

 

前置きが長くなりましたが要約するとかつての僕は「自分は脇役である」と脳に六年間刷り込まれ続けたモブ1号くんだったわけです。

 

しかしこの僕にも転機が訪れることになります。

 

辛く厳しい少年野球の傍ら、僕はすべての習い事を辞めることなく最後まで続けていました。任期満了、全て卒業という形で終えたのですが高校に入ってもその任期が続く習い事がありました。それがボーイスカウト

 

皆さんボーイスカウトをご存知でしょうか。おそらく皆さんとの関わりといえば駅とかショッピングモールで募金箱持って立ってる妙な制服着たガキを見るくらいでしょう。

ボーイスカウトというのは1970年以降ヨーロッパから始まった、アウトドアや奉仕活動を通じた少年育成を目的とする団体なんだそうです。(詳しくはwiki読んで下さい、はるかに分かりやすいので)

まぁざっくり言うと夏は軍隊に由来するキャンプ技能を身につけ、それ以外にもイベントやらなんやらをやる習い事の一種って感じで結構です。

小学校高学年くらいからはキャンプ場に行って自分たちでテントを張り、与えられたら与えられなかったりする食材でレシピから考えて自分たちで炊事を行い、手旗信号やらモールス信号、ロープワークや読図などの野外技能を習得して行き、規定のレベルに達するとスカウト(ボーイスカウトやってる人間のこと)の技能のレベルを表す技能章が与えられます。これは才能とか全く関係なく本人の努力次第でどこまででも取得できるものであり、スカウトの間では学年よりも尊敬の対象になるものです。ちなみに最上級の技能章は天皇陛下から手渡されるものだったりするのでなかなか奥深いです。僕取ってないけど。

また、ある程度以上の技能章を持つスカウトのみが参加できる、数年に一回「スカウトジャンボリー」という世界大会、その前年には日本全国の規模になる「日本ジャンボリー」なるものが行われます。

僕はというと一級技能章まで取得しこの両方に参加したのです。

 

この両大会実はかなりの長丁場であり日本ジャンボリーでも7泊8日、世界ジャンボリーに至っては11泊12日もの長い期間で開催されるものであります。

各県の隊で組織される派遣隊、この長丁場を共に過ごすことになる仲間も初めは見ず知らずの人間ばかり、ましてや10メートル離れた隣のキャンプサイトには聞いたこともない言語を話す外国人スカウトがいる。だだっ広い芝生の野原を区画整理したサイトを縦断するだけで世界一周旅行ができるといっても過言ではないでしょう。

トイレも風呂も全て共同、洗濯も全て手洗いで水も限られている。電気も自分の隊の電源機のみであり夜には見渡す限りが闇に包まれる。売店も限られたものしか販売しておらず1km近いサイトを徒歩で移動せざるを得ないという普段の生活からすればかなり不便な状況。

しかしスカウトたちは普段の活動で得た技能と知恵を使ってその不便さをも楽しみのエネルギーに変えて行きます。

 

昼間の間に別の国のスカウトと仲良くなり、炊事洗濯を終えて小さなランタンを囲んでお茶を飲んだり、皆で体を使うゲームをしたり。

別の隊に可愛い子がいたと聞けば晩飯の用意ほっぽり出して覗きに行ったり。

全体でのプログラムがあれば移動だけで30000人の大行進、渋滞で立ち止まれば大声出して他の隊とアピール対決。

外国人のスタッフから配給される食材をついもらいすぎて1人あたり3人前のパスタを食べる羽目になったり、余った食材で料理対決したり。

首から「FREE HUG」の看板下げてすれ違う他のスカウトと道端で抱き合ったり。

皇太子が来るというフォーラムの直前にタープが倒れたりテントまで浸水するようなゲリラ豪雨が降り、派遣団も国籍すらも超えた全員で協力して雨水を外に流したり。

初日にはギクシャクしていた仲間とも最終日には別れを惜しんで涙を流したり。

 

参加する全員が主役の舞台、そんな2週間を僕は過ごしたのです。

国籍も時間も全く違う場所から集まった総勢33838人、その全員が自らの努力で辿り着いた夢の場所、それが世界ジャンボリーなのです。

そこで経験した全てが僕の一部になり、生きる糧になっています。

それまで脇役でしかなかった僕に光る場所をくれた、そんな2週間。ボーイスカウトという、本人のやる気と努力さえあれば自らをどこまででも高められるというその環境が凡人である僕に素晴らしい体験をさせてくれたわけです。

 

胸焼けするようなクサい文章だけれどもこれだけは僕の自慢です。ええやろお前ら。どやぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ今こんなクズに成り果てとるけどな!w

おわり!

煙草一本あれば良い。

みなさんこんばんは。若の旦那です。

このブログにわざわざ足を運んでいただきありがとうございます。

初めましての方々に対してまずは自己紹介をば。

若の旦那

三重県の片田舎に生まれほぼ不自由なく生活を送り、何事もなく中学、高校を卒業。大学生として部活にバイトに勉強に勤しむ傍らぼちぼちと自室でブログを書くひもじい男性。趣味は読書や歌を歌う事、ゲームにアウトドア、パチンコにスロット、また自室でアニメを見る事などごく普通の人間。

このブログではごく普通の人間が日々の生活の中で感じる喜怒哀楽を、少しばかり得意かもしれないと思える文章で伝えていければと思っている次第。

以後よしなに。